歯科医師、歯科衛生士がお勧めする歯ブラシ
こんにちは、しまだ歯科医院です。
歯磨きは一本の歯ブラシでやるもの!
そんなふうに思い込んでいませんか!?
実は普通の歯ブラシでは磨けるのは全体の60%。つまり40%は磨き残しがあります。
そこでぜひ使っていただきたいのが「ワンタフトブラシ」です。
予防先進国のスウェーデンでは80歳でも平均で20本以上の歯が残っています。一方の日本は14本程度。
そんなスウェーデンでは、歯磨きはまずワンタフトブラシを使い、次のような磨きにくい部分のプラーク(歯垢)を落としてから、通常の歯ブラシで磨くそうです。
写真のように先が小さくなった歯ブラシで、特に歯並びが悪い方には、歯科医師の9割以上が利用を勧めるほどの優れもの。
フロスや歯間ブラシと並び、口腔ケアに必須の歯ブラシです。
●歯並びが悪いところ
歯並びが悪い場合でもブラシの先を歯にしっかり当てて磨くことができます
●矯正装置の周り
矯正装置は複雑な形をしているため、歯と装置に汚れがたまります
●奥歯の歯
歯ブラシでは届かない奥歯の奥の面もしっかり磨きましょう
●背の低い歯
生えかけの親知らずなど、噛む面に正確にブラシを当てて磨きましょう
●抜けた歯の周り
抜けた歯のまわりや、歯ぐきと歯の境目などを磨きましょう
●前歯の裏
上の前歯の裏側はシャベル状に窪んでおり、プラークがたまりやすい場所です。
ワンタフトブラシで口臭も予防!
プラークはただの食べかすではなく、細菌の塊です。プラークの磨き残しがあると、この細菌が腐敗臭を発します。そう、これが口臭の原因です。ワンタフトブラシで磨きにくいところもしっかりケアすれば、口臭の対策にもなります!