歯の色が変わる原因
日本歯科医師会が10代~70代の男女1万人に行ったアンケート調査によると、「歯やお口に関するお悩み」として、3人に1人が「歯の色」と回答しました。
みなさんも白い歯に憧れたり、なぜ自分の歯が白くないのか、気になったりしたことはありませんか?そこで今回は歯の色が変わる原因について解説していきます!
歯の色が変わる理由は、食品など外からの要素が原因となる「外因性」と、
怪我や病気、体質などが原因となる「内因性」の2つに分けられます。
外因性
コーヒーや紅茶、緑茶などによる茶渋(ステイン)、カレー、タバコのヤニなどが原因で、「歯の色が変わる理由」として、もっとも身近なものです。
むし歯
むし歯が進行すると、その進行度によって、茶色や黒色に変色することがあります。
失活歯
むし歯の進行や治療の結果として神経を失った歯は、栄養が行き届かなくなり、徐々に黒っぽく変色します。
歯の打撲
転倒などで歯を強く打った際、衝撃によって内側の神経が少しずつ死んでしまい、あとから歯が黒ずむことがあります。
薬物の副用
幼少期にテトラサイクリン系の「抗生物質」を服用すると、副作用で歯の色が褐色やグレーに変色することがあります。
歯の色が気になったら歯医者さんに相談!
歯の変色は「自分が気にならなければ問題ない」と思われがちです。しかし、むし歯や打撲などが原因の場合は、歯科治療が必要なケースもあります。歯の色に異変が生じたら放置せずに、まずは早めにご相談ください。